水晶について

ついに20面カットの天然水晶が入荷しました。苦節2年涙涙でございます。

水晶とは
二酸化ケイ素 (SiO₂) が結晶してできた鉱物のことで、一般的に水晶という名称で幅広く知られています。六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多く、その中でも特に透明度のあるものを「水晶(ロッククリスタル)」、透明感のないものを「石英(クォーツ)」と呼ばれる傾向があります。
水晶は、世界中に広く産出する鉱物で、水晶の中に含まれる内包物(インクルージョン)の種類も数えきれないほど多いです。トルマリン、ルチル、アクチノライト、エピドート、マイカ、水酸化マンガン鉱など、水晶自体に色がない分、取り込まれているインクルージョンが効果的に美しく映えます。
人工水晶(合成水晶)
とは
水晶結晶を人工的に成長させたものです。
「よく触った感触が違う」とか「重さが違う」などの言葉を耳にしますが、結晶構造は天然のものと全く同じですのでそういったことはありません。違いは成長過程のみですのでクリアなものであれば、10倍のルーペで除いただけではまず判別できません。成長過程で人工にしかできない特有のインクルージョンが見られますが唯一それが違いといったところです。残念ながら国内の鑑別機関で人工水晶を持ち込んで「天然水晶」として鑑別結果を出してくれるところも多くあるというのが実情です。
練り水晶、
溶解水晶とは
よく耳にしますが、こちらはガラスです。
水晶を高温で溶かすとガラスになります。固まったものはガラスなのです。もとに水晶の粉末や原石が入っていたのかはガラスになってからではわかりませんし、そもそもわざわざガラスに高価な水晶原石を入れるかというと疑問です。
弊社取扱い水晶について
全て「天然水晶」でございますので、ご安心ください。
水晶だけに限らず、ピュアストーンでは入荷ビーズなどから無作為に選定をし、鑑別機関へ常時鑑別依頼を出しております。鑑別書などをご希望の方は、有償にて鑑別書をお付けすることも可能でございますので、別途ご相談下さい。